X: @toarutoa / @oricon_anime_

鬼滅の刃 無限城編が大ヒット上映中

2025年に公開された劇場版『鬼滅の刃 無限城編』は、公開直後から圧倒的な人気を博し、全国の劇場で満席が続出する大ヒットを記録しています。原作でもクライマックスに位置する「無限城編」は、ファンにとって最も待ち望まれていたエピソードのひとつであり、アニメ映画としての映像美や迫力あるアクションが高く評価されています。国内外の観客から注目される中、作品の影響力はますます拡大しています。

中国人による映画館での盗撮被害が実際にニュースに

そうした人気の裏で、海外、特に一部の中国国内での盗撮行為が報道され、問題視されています。具体的には、劇場内で上映中にスマートフォンや小型カメラを用いて映像を撮影し、そのままネットに流出させる行為が複数確認されており、実際に日本国内でも一部メディアで取り上げられました。これらは日本の映画盗撮防止法に該当する明確な違法行為であり、制作関係者や配給側に深刻な損害をもたらします。

盗撮された映画が中国系の動画サイトに無断で違法アップロード

盗撮された映像は、主に海外の動画共有プラットフォームに無断で投稿され、多数の視聴回数を記録しています。その中には中国語字幕が付与されたものもあり、意図的に翻訳された形跡も見られます。これにより、劇場に足を運ばずに映画を視聴する人が一定数存在する状況が生まれ、作品の収益や評判に影響を与える懸念があります。また、日本では閲覧や共有そのものも倫理的な問題を含んでおり、権利者の正当な利益を守るための取り組みが求められています。

映画や漫画のようなエンタメ系著作権コンテンツの違法アップロードについて

映画、アニメ、漫画といったエンタメコンテンツの違法アップロードは、今回に限らず継続的な問題となっています。YouTubeやSNS、海外サイトを問わず、無断転載・海賊版の拡散はクリエイターの権利を侵害し、産業全体に大きな損失を与える行為です。特に国際的な人気作品ほど標的になりやすく、対策が後手に回ることで被害が拡大しやすくなっています。技術的な対策と同時に、ユーザー側の意識改革も必要不可欠です。